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会計上の利益とキャッシュとの乖離 1

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月次監査や決算時の打合せ等の際にしばしば聞かれることがある事項の1つに、損益計算書では利益が出ているのに、手元に現金が残っているという感じがしないのは何故なのか、ということがあります。

 

その理由は幾つかあるのですが、まず今回は主だった物の説明を簡単に書いてみたいと思います。
実際の数字や資料を示しながらではなく、文章だけでの説明になるので、少々分かりずらいかもしれませんけれども、そこはお許し願えれば幸いです。

 

 

まず、会計上の「売上」や「仕入」の計上時期が、かならずしもキャッシュの動きと同じではない、ということが挙げられるでしょう。

 

例えば、「売上」については「引渡し基準」、つまり、扱っている商品(もしくはサービス等)が相手先に渡された時点を以って、その売上を認識し、会計上も計上を行うということになっています。
ここで言う「引渡し」の時期は具体的にはいくつかあって、例えば「出荷」の時点だったり「納品」の時点だったり、建築物や工場用の大規模機械の場合には相手方による出来上がった商品のチェックが終わった「検収時」を「引渡し」の時期と考えたりします。
この内のどれを選ぶかは会社それぞれですが、一般に、その事業内容や取扱商品から考えて最も適当であると考えられるものを選択します。

 

さて、そうして計上される売上ですが、小売店での現金売りや代引き通販等でなければ、その代金が即座に手元に入金されるわけではありませんよね。
継続的な取引を行っている得意先に対しては、月単位で請求書を発行して翌月や翌々月にその記載額を支払ってもらうという、「掛取引」を行うのが一般的な商習慣です。

 

ここに、会計上の利益と実際のキャッシュの動きがずれることになる原因があるのです。

 

 

一方の「仕入」ですが、これは「売上」の裏返し。
こちらが商品を受け取る側であると考えれば、ほぼ同じことになりますので説明は割愛します。

 

一般に、決算書の貸借対照表に記載された「売掛金」の金額が大きい程キャッシュはマイナスに、「買掛金」の金額が大きい程プラスになります。

 

もちろん、これだけが利益とキャッシュの「ずれ」を生み出すわけではありません。
次回は、今回の「売上」「仕入」とは別の要因について、簡単ではありますが、説明して行こうと思っています。

 

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