大手予備校の代ゼミこと代々木ゼミナールが、全国にある全29の校舎の内の約7割にあたる、20校舎を来春にも閉校する予定だそうです。
具体的には、代々木にある本部校代ゼミタワー、札幌校、新潟校、名古屋校、大阪南校、福岡校、そして美大予備校である原宿の造形学校の7校に集約していく方針ということです。
つまり、3大予備校の一角にも挙げられた代ゼミとしても少子化による受験生減少の影響を、これ以上は耐え切れないということなのでしょう。
講師には既に事情の説明は済ませていて400人規模で希望退職者を募るそうで、生徒や保護者に対しては9月以降に説明化などを開くとみられています。
苦手な科目のみ単科で通っていた形ですが、私も高校3年生の現役受験生時代と浪人時代に代ゼミにはお世話になったので、このニュースにはちょっと寂しいものがあります。
私が当時通っていたのは代々木の本校なので、さすがに今回発表されることになった閉鎖の対象にはなっていませんけれど。
大学もその経営に苦労している時代、予備校が安泰なわけもありませんよね。