群馬県の「富岡製糸場と絹産業遺産群」が、世界文化遺産に正式に決定したとのこと。
これまで登録を目指して色々と努力してきた地元の皆さんにとって、これは非常に嬉しいニュースでしょう。
登録が確実になったと報じられたGW辺りから、観光客がすごく増えているそうで、その受け入れ態勢が整っていないこともあって、課題はまだまだ多いようですが、ともあれ朗報は朗報。
宿泊できる場所がほとんどない(高崎まで出れば、別なのでしょうけれど)とか、各施設相互のアクセスが悪いとか、そういうことを解決しようと思って無理に施設を増やしたりすると、登録当初の一過性ブームが去って観光客数が減った時に、今度はダブつきが起こって困ることになりそう。
となれば、ここは変に周辺には投資をしない方が吉、といっても、地元の産業振興に世界文化遺産登録を役立てたいであろう地元の人達にとっては、そうも行かないだろうなということも、容易に想像がつきます。
上信越自動車道の富岡ICが製糸場の比較的そばにある事や、コンニャクやネギで知られる下仁田も近い事など、工夫の余地はありそうな場所なので、やりようは色々とあるだろうと思うんですよね。