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管理者の近況報告

古臭い人間で、すいません

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例えば日経産業新聞などを読んでいると、これから先の商売を考えるにあたっては、市場調査から開発戦略構築に広告宣伝に至るまで、オムニチャネルというキーワードを抜きにしては何も進まない、というような論調が強くあります。

 

単純に用語の意味だけで言うならば、「omni」な「channel」ということで、「全ての経路」というような和訳になるでしょうか。

 

要するに、実店舗やオンラインにはじまり、あらゆる販売・流通のチャネルを統合し、どのような形態、媒体からだとしても常に同様に商品を入手できる環境のことを、オムニチャネルと呼ぶわけです。
移動中やちょっとした休み時間などに、スマホで商品を検索してオンラインショップで注文。
そしてその商品を帰りがけに家の近くのコンビニで受け取る。
分かりやすく単純なケースでいえば、こんな感じのモデルが考えられますが、なるほど、これが真に実現して生活に浸透すれば、それは確かに便利なことなのでしょう。
言いたいことは良く分かります。

 

 

そして、こういう話になった時に必ずと言っていいほど一緒に出てくるのが、いわゆるビッグデータの活用論です。

 

ネットの閲覧傾向だったり、それまでの購入履歴だったりというものから全方向視点の顧客分析を行う。
更にそれをベースにして、それぞれの顧客に最も適したプロモーションやサポートなどをも実施していくことができる。
突き詰めれば、それが、オムニチャネルに対応した顧客管理基盤として語られることなのですけれど……

 

これが現実化すれば、同じ商品に興味を持つ消費者でも、価格重視の人には割引率を強調した広告を、機能・効能などの実利重視の人にはそちらを強調した広告を配信するなどして、対象者が求めている(と思われる)情報を効果的に提示することができる。
つまり、売り手・買い手ともに無駄が省けて、Win-Win の関係が築ける。
と、まあ、その理屈は分かります。

 

ですが、個人的な感覚を言わせてもらうと、そうやって自分の趣味嗜好に関するデータがあずかり知らぬところで広く使用されて、勝手に「あなたはこういうものが好きですよね」というような広告配信や提案がされるというのは、余計なお世話でしかなくて嫌な感じです。
ちょっと強い表現を使うならば、気味が悪い、と言ってしまってもいいかもしれません。

 

このように感じてしまう私の感性が古い、というだけのことなのかもしれないのですが、こう、釈然としない感覚だけは、拭いがたいものがあるんですよね。

 

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